np.dot
np.dot
は、NumPyライブラリで2つの配列の内積(ドット積)を計算するための関数です。内積は、2つのベクトルの要素ごとの積の総和であり、行列の積の一般化としても考えることができます。
np.dot
関数は、2つの配列を受け取り、それらの配列の内積を計算します。内積の計算には、2つの配列の要素数が一致している必要があります。また、2次元以上の配列の場合、最後の軸(次元)が一致している必要があります。
以下に、np.dot
関数の基本的な使い方と例を示します:
python
import numpy as np
# 1次元配列の内積
a = np.array([1, 2, 3])
b = np.array([4, 5, 6])
c = np.dot(a, b)
print("1次元配列の内積:", c)
# 2次元配列の内積
A = np.array([[1, 2], [3, 4]])
B = np.array([[5, 6], [7, 8]])
C = np.dot(A, B)
print("2次元配列の内積:")
print(C)
この例では、1次元配列 a
と b
の内積を計算し、2次元配列 A
と B
の内積を計算しています。np.dot
関数は、内積の計算を行うだけでなく、行列の積の計算にも使用されます。内積の結果は、NumPy配列として返されます。
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