Pandasのメソッド説明 DataFrame.rank

PandasのDataFrame.rankメソッドは、データフレーム内の要素を順位(ランキング)に変換するためのメソッドです。このメソッドを使用すると、データフレーム内の各要素について、その値が小さい順に順位が割り当てられます。rankメソッドは、データのランキングを計算し、ランク付けされたデータを新しいデータフレームとして返します。

以下は、DataFrame.rankメソッドの基本的な使い方と主要なパラメータの説明です。

基本的な使用法:

python
import pandas as pd

# サンプルデータフレームを作成
data = {'Name': ['Alice', 'Bob', 'Charlie', 'David'],
        'Score': [85, 90, 78, 90]}
df = pd.DataFrame(data)

# 'Score'列を基準にランクを計算
ranked_df = df.rank()

# ランク付けされたデータフレームを表示
print(ranked_df)

この例では、DataFrame.rankメソッドを使用して、’Score’列を基準に各行のランクを計算しました。ランキングは小さい順に割り当てられ、同じ値を持つ要素は同じランクが割り当てられます。

重複値の処理:

rankメソッドは、デフォルトで平均ランク(平均値のランク)を使用します。同じ値を持つ要素が複数ある場合、それらの要素には平均ランクが割り当てられます。この動作はmethodパラメータで変更できます。たとえば、method='min'を指定すると、同じ値を持つ要素に最小ランクが割り当てられます。

python
# 'Score'列を基準に最小ランクを計算
ranked_df_min = df['Score'].rank(method='min')

昇順または降順のランキング:

ascendingパラメータを使用して、昇順(デフォルト)または降順のランキングを行うことができます。ascending=Trueは昇順、ascending=Falseは降順を意味します。

python
# 'Score'列を降順でランク付け
ranked_df_desc = df['Score'].rank(ascending=False)

DataFrame.rankメソッドは、データフレーム内のデータをランク付けするための強力なツールで、データの順序や優先度を理解するために使用されます。ランク付けは、特に競技ランキングやデータの順位付けに関連するアプリケーションで有用です。