Pythonのsqlite3のメソッド set_authorizer

Pythonのsqlite3モジュールには、set_authorizerメソッドがあります。set_authorizerメソッドは、SQLiteデータベースにアクセスする際のアクセス制御をカスタマイズするために使用されます。このメソッドを使用することで、データベース内のテーブルやビューへのアクセス、SQLステートメントの実行、その他の操作に対してカスタムの認可ロジックを実装できます。

set_authorizerメソッドの基本的な使用法は以下の通りです:

python
import sqlite3

# カスタム認可関数を定義
def custom_authorizer(action, arg1, arg2, dbName, source, code):
    # action: 認可の種類 (SQLITE_SELECT、SQLITE_INSERT、SQLITE_UPDATE、SQLITE_DELETE など)
    # arg1: テーブルまたはカラム名 (actionに依存)
    # arg2: データベース名 (通常はNone)
    # dbName: データベース名
    # source: SQLステートメントまたはトリガーのソースコード (通常はNone)
    # code: コード (通常はNone)

    # カスタム認可ロジックを実装
    # 認可が許可される場合はSQLITE_OK (0) を返し、拒否される場合は他のエラーコードを返す
    # 例: 特定のテーブルへの読み取りアクセスを許可する
    if action == sqlite3.SQLITE_SELECT and arg1 == "mytable":
        return sqlite3.SQLITE_OK

    # デフォルトの認可動作 (すべてのアクセスを拒否)
    return sqlite3.SQLITE_DENY

# SQLiteデータベースに接続
connection = sqlite3.connect('mydatabase.db')

# カスタム認可関数を設定
connection.set_authorizer(custom_authorizer)

# カスタム認可関数を使用するSQLクエリ
cursor = connection.cursor()
cursor.execute("SELECT * FROM mytable")

# 結果を取得
results = cursor.fetchall()

# カーソルを閉じる
cursor.close()

# データベース接続を閉じる
connection.close()

この例では、set_authorizerメソッドを使用してカスタム認可関数 custom_authorizer をデータベースに設定しています。custom_authorizer関数は、アクセス制御のロジックを実装し、特定のテーブルへの読み取りアクセスを許可する例を示しています。

custom_authorizer関数は、アクセス制御のロジックをカスタマイズできるため、セキュリティやデータベースアクセスの制御が必要な場合に役立ちます。認可ロジックは、データベースのセキュリティやアクセス制御を強化するのに役立ちます。