中央値
中央値(Median)は、データセット内の値を数値的に並べた場合に、中央に位置する値です。中央値はデータセットを50%に分割する値であり、データが平均値(平均)とは異なり、外れ値(異常値)に対して強い抵抗力を持ちます。中央値は、データセット内の値が順序付けられている必要があり、以下の手順で計算されます:
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データを昇順または降順にソートします。
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データセットのデータポイント数(n)が奇数であれば、中央の値が中央値です。データセットのデータポイント数が偶数であれば、中央の2つの値の平均が中央値です。
中央値の主な特徴と用途は次のとおりです:
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外れ値に対する頑健性: 中央値はデータセット内の外れ値に対して頑健であり、外れ値が平均に大きな影響を与えることがないため、データの中心的な位置を正確に示すことができます。
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データの中心的な位置の代表値: 中央値は、データセット内の値の中心的な位置を示す代表的な統計的指標として使用されます。特に、データが偏って分布している場合や外れ値が存在する場合に有用です。
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中央値の計算: データをソートし、中央値を計算するためにデータポイント数が奇数か偶数かを確認します。奇数の場合、中央の値が中央値です。偶数の場合、中央の2つの値の平均が中央値です。
例えば、以下のデータセットが与えられた場合:
7, 2, 1, 5, 9, 3
このデータをソートすると:
1, 2, 3, 5, 7, 9
データポイント数が奇数(6個)なので、中央の値が中央値です。したがって、このデータセットの中央値は3です。
中央値は特にデータの中央的な位置を把握しやすいため、外れ値が含まれているデータセットや、偏った分布を持つデータセットの要約統計として非常に有用です。

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