名義尺度
名義尺度(Nominal Scale)は、統計学やデータ分析における測定尺度の1つで、データをカテゴリやカテゴリカルなラベルで分類するために使用されます。名義尺度は、データを区別するためにラベルやカテゴリを使い、順序や量的な情報を提供しない尺度です。名義尺度の特徴は以下の通りです:
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順序は存在しない:名義尺度では、カテゴリやラベル間に順序やランク付けが存在しないため、それらを大小や順序に関連付けることはできません。
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任意のラベルを使用:データを分類するために、任意のラベルやカテゴリを使用できます。これは、性別(男性、女性、その他)、血液型(A型、B型、AB型、O型)、都市の名前、色のカテゴリなどが名義尺度の例です。
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ラベル間の差や比率に意味がない:名義尺度では、ラベル間の差や比率について意味がありません。たとえば、性別が男性(1)と女性(2)にコードされている場合、これらの数値間の差や比率に意味はありません。
名義尺度のデータは、カテゴリごとの頻度(度数)を数えたり、クロス集計テーブルを作成したりするために使用されます。名義尺度のデータは、クオリティティブな情報を表現し、異なるカテゴリ間の関連性や分布を調査するのに役立ちます。名義尺度は質的データの一種であり、量的データ(例: 身長、体重、温度)とは異なります。

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