エンコーディング

エンコーディング(Encoding)は、データを特定の形式や規則に従ってバイト列に変換するプロセスです。エンコーディングは主に以下の2つの文脈で使われます:

  1. テキストエンコーディング:

    • テキストデータをバイト列に変換するプロセスです。テキストデータは文字の集合で構成されており、コンピュータではこれらの文字をバイト列に変換して扱います。
    • 代表的なテキストエンコーディングには、UTF-8、UTF-16、ISO-8859-1、Shift-JISなどがあります。UTF-8は多くのWebページやプログラムで使用され、国際的に広くサポートされています。
  2. データエンコーディング:

    • 一般的なデータをバイト列に変換するプロセスです。データエンコーディングは、バイナリデータを扱う際やファイルのシリアライズ(直列化)などの場面で使用されます。
    • 代表的なデータエンコーディングには、Base64エンコーディングがあります。Base64はバイナリデータをASCII文字列に変換し、テキストとして安全に転送または保存するために使用されます。

テキストエンコーディングの詳細:

  • UTF-8: Unicode文字セットを表現するためのエンコーディング方式で、多くの国際的な文字をサポートしています。ASCII文字もUTF-8で表現されます。

  • UTF-16: Unicode文字セットを表現する別のエンコーディング方式で、2バイトまたは4バイトで1文字を表現します。UTF-16は多くの文字を効率的に扱いますが、UTF-8に比べてメモリ使用量が大きくなります。

  • ISO-8859-1 (Latin-1): ラテンアルファベットを主に扱うエンコーディングで、8ビット(1バイト)で1文字を表現します。国際的な文字セットには対応していません。

エンコーディングは、データの交換や保存において重要な役割を果たします。特に異なるコンピュータやプログラム間でデータを共有する場合、エンコーディングの適切な選択が必要です。不適切なエンコーディングを使用すると、文字化けやデータの損失が発生する可能性があります。したがって、エンコーディング方式を正確に指定し、適切に変換することが重要です。