グローバル変数

グローバル変数(Global Variable)は、プログラム内でどこからでもアクセス可能な変数のことを指します。これらの変数は通常、特定の関数内で宣言されず、グローバルスコープ(またはモジュールスコープ)で宣言されます。したがって、どの関数からでも読み取りや書き込みができます。

グローバル変数はプログラム内の複数の場所で共有されるため、慎重に使用する必要があります。誤って変数の値を変更したり、値の競合が発生する可能性があるため、コードの複雑性やバグの原因となることがあります。したがって、グローバル変数は必要な場合にのみ使用すべきであり、できる限り局所的な変数(ローカル変数)を優先するのが一般的です。

以下は、Pythonでのグローバル変数の例です:

python
# グローバル変数の宣言 global_variable = 10 def modify_global_variable(): # グローバル変数にアクセス global global_variable global_variable = 20 def main(): print("Initial global_variable:", global_variable) modify_global_variable() print("Modified global_variable:", global_variable) if __name__ == "__main__": main()

この例では、global_variable はグローバル変数として定義され、modify_global_variable 関数内でそれにアクセスして値を変更します。プログラムの実行中に global_variable の値が変更され、それが main 関数内でも反映されます。

グローバル変数は一般的に、設定値、共有データ、または広範なスコープで必要な情報を保存するために使用されます。しかし、過度な使用はコードの複雑性を増加させ、バグを発生させる可能性があるため、適切な使用方法と注意が必要です。局所的なスコープ(関数内の変数)ができる限り使用され、グローバル変数は制限された使用にとどめるのが望ましいアプローチです。