クラスの特殊メソッド 乗算「*=」 __imul__
Pythonのクラスにおいて、乗算代入演算子 *= をカスタマイズするには、__imul__ メソッドをクラス内で定義します。この特殊メソッドを実装することで、オブジェクト自体を変更して乗算を行うことができます。以下は、__imul__ メソッドを使って乗算代入演算子 *= をカスタマイズする例です:
python
class MyNumber: def __init__(self, value): self.value = value def __imul__(self, other): if isinstance(other, MyNumber): # もしもotherがMyNumberのインスタンスであれば、オブジェクト自体を変更して乗算を行う self.value *= other.value else: # もしotherがMyNumberのインスタンスでない場合、例外を発生させるか、エラーメッセージを返すなどの処理ができます raise ValueError("Can only use *= with MyNumber instances") def __str__(self): return str(self.value) # インスタンスを作成 num1 = MyNumber(5) num2 = MyNumber(3) # 乗算代入演算子を使用 num1 *= num2 print(num1.value) # 結果: 15
この例では、MyNumber クラス内に __imul__ メソッドが定義され、*= 演算子を使って num1 を num2 で乗算することができるようになります。num1 *= num2 の演算が行われると、__imul__ メソッドが呼び出されて、num1 オブジェクト自体が変更されます。
__imul__ メソッドは、オブジェクトの状態を変更するためのカスタマイズを提供します。他の演算子に対しても同様に、特殊メソッドを使用してカスタマイズできます。

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