Pythonの三重引用符とは

Pythonの三重引用符(triple-quoted strings)は、複数行の文字列を表現するための機能です。通常、文字列を表現するためには、シングルクォート(’)またはダブルクォート(")を使用しますが、これらの引用符では複数行の文字列を表現するのが難しい場合があります。三重引用符はこの問題を解決し、複数行の文字列を簡単に記述できるようにします。

Pythonの三重引用符は次のように使います:

  1. 三重クォートを使って文字列を開始します。これはシングルクォート("’)またはダブルクォート(""")のいずれかを使用できます。
python
my_string = '''これは 複数行の 文字列です。'''
  1. 閉じる三重クォートを使って文字列を終了します。
python
my_string = '''これは 複数行の 文字列です。'''

この方法を使うと、複数行のテキストやドキュメンテーション文字列をコード内で直感的に表現できます。また、三重引用符を使うことで、改行やエスケープ文字を考慮する必要がなくなり、文字列が自然な形で保持されます。

三重引用符は、長い説明やコメントを含むドキュメンテーション文字列(docstring)を定義する際にもよく使用されます。ドキュメンテーション文字列は、モジュール、関数、クラスなどのコード要素に関する説明を提供するために使用され、Pythonの組み込み関数 help() などでアクセスできます。