Pythonのgzipモジュールとは

Pythonのgzipモジュールは、gzip形式のファイル圧縮および伸長(解凍)を行うための標準ライブラリモジュールです。gzipはデータを効率的に圧縮するためのフォーマットであり、主にテキストファイルやバイナリファイルを圧縮および伸長する際に使用されます。gzip形式は、拡張子が".gz"で終わるファイルとして一般的に知られています。

gzipモジュールを使用すると、Pythonプログラムからgzip形式のファイルを操作できます。具体的には、gzipモジュールを使用して以下のような操作が可能です:

  1. ファイルの圧縮: 既存のファイルをgzip形式で圧縮し、ディスク上に新しい".gz"ファイルを作成できます。
  2. ファイルの伸長: gzip形式のファイルを解凍して元のデータを取り出します。
  3. ストリーム操作: gzipモジュールを使用してデータストリーム(バイナリデータの流れ)をgzip形式で圧縮および伸長できます。これは、ファイルを一度に読み込むのではなく、逐次的にデータを扱う場合に役立ちます。

以下は、gzipモジュールを使用してファイルの圧縮と伸長を行う簡単な例です:

python
import gzip # ファイルの圧縮 with open('example.txt', 'rb') as f_in, gzip.open('example.txt.gz', 'wb') as f_out: f_out.writelines(f_in) # ファイルの伸長 with gzip.open('example.txt.gz', 'rb') as f_in, open('restored_example.txt', 'wb') as f_out: f_out.writelines(f_in)

このコードは、’example.txt’ファイルをgzip形式で圧縮し、’example.txt.gz’という名前のファイルとして保存し、それを伸長して’restored_example.txt’ファイルに保存する例です。gzipモジュールを使用することで、簡単にファイルの圧縮と伸長を行うことができます。