Excelの絶対参照・相対参照・混合参照の違い

Excelの絶対参照(Absolute Reference)と相対参照(Relative Reference)は、セル内の数式や関数内でセルを参照する際の方法を表します。これらの参照方式は、セルをコピーして他のセルに貼り付けたり、ドラッグして連続したセルに適用したりするときに役立ちます。

  1. 相対参照(Relative Reference):
    • 相対参照は、セルの参照を元の位置からの相対的な位置で示します。
    • たとえば、セルA1に数式=B1+C1があり、この数式をセルA2にコピーすると、数式は=B2+C2に自動的に変更されます。
    • 相対参照は、コピー先のセルからの相対的な位置に基づいてセルを参照します。このため、コピーしたセルが上下左右に移動した場合、参照されるセルも移動します。
  2. 絶対参照(Absolute Reference):
    • 絶対参照は、セルの参照を元の位置からの絶対的な位置で示します。絶対参照は、ドル記号($)を使用して表されます。
    • たとえば、セルA1に数式= $B$1 + $C$1があり、この数式をセルA2にコピーしても、数式は変更されずに= $B$1 + $C$1のままです。
    • 絶対参照は、コピーしたセルがどこに移動しても、常に特定のセルを参照します。これは、計算に必要な定数や共通の値を固定する場合に役立ちます。
  3. 混合参照(Mixed Reference):
    • 混合参照は、一部の参照を相対参照にし、他の一部を絶対参照にする方法です。たとえば、=$B1という参照は、行番号が相対的で列番号が絶対的です。
    • 混合参照は、特定の方向にセルをコピーしたりドラッグしたりする際に、一部の参照を変更しないようにする場合に使用されます。

絶対参照、相対参照、混合参照は、Excelの数式や関数内でセルを正確に参照し、計算結果を制御するための非常に重要な概念です。特定のセルを固定して計算する必要がある場合や、相対的な位置に基づいて計算を行う必要がある場合に、適切な参照方式を選択します。