ゲッター
ゲッター(Getter)は、オブジェクト指向プログラミング(OOP)において、オブジェクトのプライベートなデータメンバ(属性またはフィールド)にアクセスするためのメソッドのことを指します。ゲッターは一般的に、データメンバがプライベートで外部から直接アクセスできない場合に使用されます。ゲッターはデータメンバの値を取得し、外部コードに返す役割を果たします。
ゲッターの主な特徴は次の通りです:
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データのカプセル化: ゲッターはデータメンバをカプセル化し、外部からの直接アクセスを制御します。これにより、データの無効な変更を防ぎ、データの整合性を保つことができます。
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アクセス制御: ゲッターを使用することで、データメンバへのアクセスをコントロールできます。必要に応じてアクセス許可を与えたり、アクセスを拒否したりすることが可能です。
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コードの保護: データメンバを直接公開せずに、ゲッターを介してデータにアクセスするため、データの不正使用や変更を防ぎ、セキュリティを向上させます。
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読み取り専用プロパティ: ゲッターは通常、データメンバを読み取り専用として公開します。これにより、外部コードはデータの値を取得できますが、変更はできません。
Pythonのゲッターは、プロパティ(Property)として実装されることが一般的です。以下は、Pythonでプロパティを使用したゲッターの例です:
python
class Person: def __init__(self, name, age): self._name = name # プライベートなデータメンバ self._age = age @property def name(self): return self._name @property def age(self): return self._age # プロパティを使用してデータにアクセス person = Person("Alice", 30) print(person.name) # nameのゲッターが呼ばれてデータにアクセス print(person.age)
この例では、Person クラス内で _name と _age というプライベートなデータメンバを持ち、それぞれに対して @property デコレータを使用してゲッターを定義しています。これにより、外部コードは person.name および person.age のようにプロパティとしてデータにアクセスできます。
ゲッターを使用することで、データのカプセル化と制御を実現し、コードの柔軟性とセキュリティを向上させます。

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