コンストラクタ
コンストラクタは、Pythonのクラス内で特別な目的を持つメソッドであり、インスタンスを初期化し、インスタンス変数を設定するために使用されます。コンストラクタの名前は常に __init__ です。コンストラクタは、新しいクラスのインスタンスが作成される際に自動的に呼び出され、初期化の役割を果たします。以下にコンストラクタの基本的な概念と例を示します。
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コンストラクタの定義:
クラス内でコンストラクタを定義するには、__init__メソッドをクラス内に定義します。このメソッドの第一引数は通常selfで、これはインスタンス自体を指します。その後に、必要な初期化パラメータを追加します。python
class MyClass: def __init__(self, param1, param2): # コンストラクタ内でインスタンス変数を初期化 self.param1 = param1 self.param2 = param2 -
コンストラクタの呼び出し:
インスタンスを生成する際、コンストラクタは自動的に呼び出されます。コンストラクタ内の初期化コードが実行され、インスタンス変数が設定されます。python
obj = MyClass("Hello", 42) # コンストラクタが呼び出されてインスタンスが初期化される -
初期化パラメータの受け渡し:
コンストラクタは、必要な初期化パラメータを受け取り、それらを使ってインスタンス変数を初期化します。このようにして、異なるインスタンスに異なる初期値を設定できます。 -
デフォルト引数:
コンストラクタの引数にデフォルト値を指定することができます。これにより、特定の引数が提供されない場合、デフォルト値が使用されます。python
class MyClass: def __init__(self, param1="Default", param2=0): self.param1 = param1 self.param2 = param2デフォルト引数を持つコンストラクタを呼び出す場合、必要に応じて引数を省略できます。
python
obj1 = MyClass() # デフォルト値を使用 obj2 = MyClass("Custom", 10) # カスタム値を指定
コンストラクタは、クラス内の初期化ロジックを提供し、インスタンス変数を設定するために非常に便利です。新しいオブジェクトの初期状態を設定したり、外部から提供されたデータをインスタンス変数に関連付けたりするのに役立ちます。

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