ジェネレータ式
ジェネレータ式(Generator Expression)は、リスト内包表記(List Comprehension)のような構文を使用して、ジェネレータを簡潔に作成するための方法です。ジェネレータ式はイテレータとして振る舞い、要素を一度にメモリに読み込むことなく逐次生成します。これにより、大規模なデータセットの処理に適しています。
ジェネレータ式は通常のリスト内包表記と似た構文を持ちますが、角括弧([])ではなく丸括弧(())で囲まれていることが異なります。また、ジェネレータ式は要素を生成する際にリストを作成せず、要素が必要なたびに生成します。
以下はジェネレータ式の基本的な構文です:
python
generator_expression = (expression for variable in iterable if condition)
expression:各要素を生成する式。variable:イテレーブルから取得する値を保持する変数。iterable:要素を取得するためのイテレーブル(リスト、タプル、範囲など)。condition(オプション):要素を生成する条件(フィルタ条件)。条件が指定されていれば、その条件に合致する要素だけが生成されます。
以下はジェネレータ式を使用した例です:
python
# 1から10までの奇数を生成するジェネレータ式 odd_numbers = (x for x in range(1, 11) if x % 2 == 1) # ジェネレータ式から要素を逐次取得 for number in odd_numbers: print(number)
この例では、ジェネレータ式を使用して奇数の数列を生成し、for ループで逐次取得して表示しています。ジェネレータ式は、リスト内包表記と同様の構文で要素を生成し、メモリの使用を最小限に抑えます。

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