メソッド

「メソッド(Method)」は、オブジェクト指向プログラミング(OOP)において、クラス内で定義された関数のことを指します。メソッドは、クラス内のデータ(属性)を操作したり、オブジェクトの振る舞いを定義したりするために使用されます。メソッドは、特定のオブジェクトに関連付けられ、そのオブジェクトが実行できる操作を提供します。

以下はメソッドの主要な特徴と用語に関する説明です:

  1. クラスに属する:

    • メソッドはクラス内に定義されます。クラスはオブジェクトの設計図であり、メソッドはその設計図に含まれる一部です。
  2. オブジェクト固有:

    • メソッドは特定のオブジェクトに紐づいています。あるオブジェクトがメソッドを呼び出すと、そのメソッドはそのオブジェクトに対して操作を行います。同じクラスから生成された異なるオブジェクトは、同じメソッドを持ちますが、それぞれ異なるデータを操作することができます。
  3. データへのアクセス:

    • メソッドはクラス内の属性(データ)にアクセスし、それを操作することができます。属性は通常、インスタンス変数としてクラス内で定義されます。
  4. オブジェクトの振る舞いの定義:

    • メソッドはオブジェクトの振る舞いを定義します。例えば、車のクラスには「加速」や「ブレーキ」などのメソッドが含まれ、それらのメソッドを呼び出すことで車の動作を制御できます。
  5. メソッド呼び出し:

    • オブジェクトのメソッドは、通常、オブジェクト名を使って呼び出されます。例えば、car.accelerate() のように、車のオブジェクトの accelerate メソッドを呼び出します。
  6. メソッドの引数:

    • メソッドは引数を受け取ることがあり、これらの引数を使用して操作を実行するための情報を提供します。メソッドの引数はクラスによって異なります。
  7. 戻り値:

    • メソッドは、操作の結果として値を返すことがあります。これはオブジェクトの状態やデータに変更を加えることなく、情報を取得するために使用されます。

メソッドはクラス内の機能をカプセル化し、オブジェクト指向プログラミングの中心的な概念の一つです。メソッドはクラス内で関数として定義され、オブジェクトの操作を実現します。例えば、ウェブブラウジングソフトウェアのクラスには「ページを表示する」メソッドや「ブックマークを追加する」メソッドが含まれ、それらのメソッドを呼び出すことでソフトウェアの操作が行われます。