余事象
余事象(Complementary Event)は、確率論の文脈で使用される用語で、ある特定の事象の補完的な事象を指します。余事象は、特定の事象が発生する確率と、その事象が発生しない確率を考える際に使用されます。通常、余事象は “Aの余事象" と表現され、Aが特定の事象である場合、Aの余事象はAが発生しない場合を指します。
余事象の性質は以下の通りです:
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確率の合計: 余事象と元の事象の確率の合計は、1になります。つまり、P(A)が事象Aの確率である場合、P(A’)がAの余事象の確率であるとき、P(A) + P(A’) = 1 となります。
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補完的な性質: 余事象は元の事象と補完的な関係にあります。例えば、元の事象が「サイコロの出目が3である」とすると、その余事象は「サイコロの出目が3以外である(1、2、4、5、6)」です。
余事象は、特定の事象が発生する確率を計算する際に便利です。例えば、サイコロを振ったときに1が出る確率を求める場合、1の余事象(1以外の出目が出る確率)を計算し、それを1から引くことで1が出る確率を求めることができます。
余事象は確率論の基本的な概念であり、事象の補完的な性質を理解するのに役立ちます。また、余事象は統計学や確率論において、事象の確率分布や条件付き確率の計算にも使用されます。

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