離散変数

離散変数(Discrete Variable)は、統計学やデータ分析において、一連の個別の値を取る変数を表します。離散変数は、有限または数えられる数の値を持ち、その間に連続的な値が存在しないことが特徴です。離散変数の例には、以下のようなものがあります:

  1. 自然数や整数:例えば、1から6までの目の出るサイコロの面の数、学生の人数、商品の在庫数など。

  2. カテゴリカルデータ:例えば、色(赤、青、緑)、性別(男性、女性)、職業(教師、医者、エンジニア)などのカテゴリカルな属性。

  3. イベントの回数:例えば、特定のイベントが発生する回数、ウェブサイトの訪問回数、商品の購買回数など。

離散変数は、数学的には連続的な確率分布ではなく、確率質量関数(Probability Mass Function、PMF)を用いて確率を表現します。PMFは、各離散値に対する確率を示します。

離散変数は、さまざまなデータ分析の場面で使用されます。例えば、離散変数の分布を調査して、特定の事象の確率を評価したり、カテゴリカルデータの頻度分析を行ったり、離散的なカウントデータをモデル化したりする際に使用されます。また、仮説検定や統計的推論においても、離散変数の分析が行われます。