順位相関係数
順位相関係数(Rank correlation coefficient)は、2つの変数間の相関を評価するための統計的な指標です。順位相関係数は、2つの変数が順序尺度(ordinal scale)や名義尺度(nominal scale)である場合に使用されます。特に、2つの変数が順序尺度であり、データの値が順位(ランク)に変換されている場合に頻繁に使用されます。主な順位相関係数には、Spearmanの順位相関係数とKendallの順位相関係数があります。
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Spearmanの順位相関係数(Spearman’s rank correlation coefficient):
- 通常、ρ(ロー)で表されます。
- 変数の値を順位に変換し、その順位の相関を評価します。
- 順位相関係数は、-1から+1の範囲を取り、-1に近い場合は負の順位相関が強いことを示し、+1に近い場合は正の順位相関が強いことを示します。0に近い場合は相関が弱いか存在しないことを示します。
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Kendallの順位相関係数(Kendall’s rank correlation coefficient):
- 通常、τ(タウ)で表されます。
- 変数の値を順位に変換し、順位のペアの比較に基づいて相関を評価します。
- Kendallの順位相関係数も-1から+1の範囲を取り、Spearmanの順位相関係数と同様に解釈されます。
順位相関係数は、データが順序尺度である場合や、データの正確な値よりも順位が重要な場合に使用されます。例えば、2つの製品の評価を順位で比較し、その相関を評価する場合や、順位付けの順序を比較する際に順位相関係数が役立ちます。順位相関係数は、スピアマンのρとケンドールのτの2つの主要なバリエーションがあり、使用する文脈やデータの性質に応じて選択できます。

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