raw文字列
Raw文字列(raw string)は、文字列内のエスケープシーケンスを無視し、文字列内の文字をそのまま扱う特殊な文字列形式です。通常の文字列では、バックスラッシュ()はエスケープ文字として解釈され、特定の制御文字や特殊な文字を表現します。しかし、Raw文字列ではバックスラッシュ自体が特別な意味を持たず、文字列内でそのままバックスラッシュを表現できます。
Raw文字列は通常、ファイルパスや正規表現パターンなど、バックスラッシュを多く含む文字列を扱う際に便利です。バックスラッシュがエスケープ文字として解釈されないため、文字列内のバックスラッシュがそのままの形で保持されます。
Pythonにおいて、Raw文字列は文字列リテラルの前に「r」または「R」を付けて定義されます。以下はRaw文字列の例です:
python
normal_string = "This is a n newline." raw_string = r"This is a n newline." print(normal_string) # 通常の文字列 print(raw_string) # Raw文字列
この例で、通常の文字列 normal_string はエスケープシーケンス n を改行文字として解釈し、改行を表示します。一方、Raw文字列 raw_string ではバックスラッシュ n そのものがそのまま表示されます。
Raw文字列は、特にWindowsファイルパスのようにバックスラッシュを多く含む文字列を処理する際に便利であり、エスケープシーケンスの解釈を避けたい場合に有用です。

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