クリエイティブ・コモンズ
インターネットの文化により即した形で、自由な著作権の在り方を実現するための試みが、「クリエイティブ・コモンズ」である。
要点まとめ
- クリエイティブ・コモンズとは、インターネットの文化に即した著作権の在り方の試み
- クリエイティブ・コモンズは、より柔軟な著作者の権利を認める為にある。反著作権の概念ではない。
- 著作者自身が、4項目、6段階の著作権強度を設定できる。
- クリエイティブ・コモンズは、すべてに「表示」が入っている事。「改変禁止」と「継承」は一緒になることは無いことを覚えておく。
旧来の著作権では、全てを保護するか、全ての権利を手放すかの2択しかできなかった。
しかし、クリエイティブ・コモンズでは、著作権強度を4項目6段階の設定ができるようになった。
写真、動画、文章、音楽 等に適用される。
クリエイティブコモンズが適用された著作物は、その著作権強度の範囲内で、他者が創作者の許諾を求めずに自由に使うことが可能となる。
クリエイティブ・コモンズの採用事例
大学等でインターネットを通じて無償で講義を公開する「オープンコースウェア」や、歌手の楽曲を無償公開している場合がある。
写真共有サービスのFlickrでは、投稿写真にそれぞれCCLが適用できる。
Googleの画像検索サービスでも、クリエイティブ・コモンズを選択できる。
クリエイティブ・コモンズの強度
- 表示:作品のクレジットを表示すること。どの強度でも必ず表示する必要がある。
- 非営利:営利目的で利用しない事。
- 改変禁止:元の作品を改変しない事。
- 継承:元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開すること。つまり、改変OK、再配布OK
上記の4項目を組み合わせて、計6項目できる。
6項目とは
- 表示:原作者のクレジット表示を守れば、改変や営利目的での二次利用も許可する
- 表示・非営利:原作者のクレジットを表示し、かつ非営利目的であれば、改変したり再配布したりすることができる
- 表示・継承:原作者のクレジットの表示を守り、二次創作物にも同じ条件を継承すれば、改変や営利目的で二次利用も許可する
- 表示・非営利・継承:原作者のクレジットを表示し、かつ非営利目的で改変を行った際には、元の作品と同じ条件を継承すれば、改変したり再配布を許可する
- 表示・改変禁止:原作者のクレジットを表示し、作品を改変しない条件で、営利目的での利用が行える。
- 表示・非営利・改変禁止:原作者のクレジットを表示し、非営利目的で元の作品を改変しない限り、作品を自由に再配布できる。
すべてに、「表示」が入っている事。「改変禁止」と「継承」は一緒になることは無いことを覚えておく。

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