度数分布の階級の範囲はどうしたらいい?
度数分布表を作成する際の階級の範囲を設定する方法について説明します。度数分布表はデータの分布を視覚化するために用いられますが、階級の範囲を適切に設定することが重要です。以下にその手順を示します。
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データの範囲を求める:
- データの最大値と最小値を求め、その差を計算します。
- 例:データの最大値が95、最小値が25の場合、範囲は95 – 25 = 70となります。
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階級の数を決める:
- 階級の数(クラス数)は、通常はデータの個数の平方根やストージェスの公式(Sturges’ formula)を用いて決定します。
- ストージェスの公式:$k = 1 + 3.322 log_{10}(N)$ (Nはデータの個数)
- 例:データの個数が50の場合、$k = 1 + 3.322 log_{10}(50) 6.64$。この場合、7つの階級に分けるのが適当です。
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階級幅を求める:
- 階級幅(クラス幅)は、データの範囲を階級の数で割って求めます。
- 例:範囲が70で、階級の数が7の場合、階級幅は70 / 7 = 10となります。
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階級の開始点を決める:
- 最小値より小さい値から開始することが多いです。例:最小値が25の場合、階級の開始点を25またはもう少し小さい数値(例えば、20)から始めます。
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階級を設定する:
- 各階級は、設定した開始点から階級幅を順に加えていくことで決まります。
- 例:開始点を20、階級幅を10とした場合、階級は次のようになります。
- 20 – 30
- 30 – 40
- 40 – 50
- 50 – 60
- 60 – 70
- 70 – 80
- 80 – 90
- 90 – 100
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端数処理:
- 階級の幅や数が小数になる場合は、適宜端数を切り上げる、または切り捨てるなどの処理を行います。
この手順を踏むことで、データの分布を効果的に視覚化できる度数分布表を作成することができます。

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