コマンドプロンプトとパワーシェルの違いは何か

コマンドプロンプトとPowerShellは、Windowsオペレーティングシステムで使用される2つの異なるコマンドラインインターフェースです。これらの間にはいくつかの重要な違いがあります。

  1. コマンドセット:
    • コマンドプロンプト: コマンドプロンプトは、基本的なコマンドセットを提供します。これにはファイルおよびディレクトリの操作、テキストファイルの編集、ユーザーアカウントの管理などが含まれます。
    • PowerShell: PowerShellは、より強力なコマンドセットを提供します。これには、ファイルシステム操作、ネットワーク操作、レジストリの管理、システム設定、タスクスケジューリング、スクリプトの作成など、広範なタスクが含まれます。また、.NETフレームワークとの統合も提供しています。
  2. スクリプト言語:
    • コマンドプロンプト: コマンドプロンプトは、基本的にバッチファイル(.bat)によるスクリプトの実行をサポートしていますが、高度なプログラミング機能は限定的です。
    • PowerShell: PowerShellはスクリプト言語として設計されており、高度なスクリプトを記述できます。.NETオブジェクトモデルを使用することで、強力なスクリプトを作成できます。
  3. 対話的な利用:
    • コマンドプロンプト: 主にバッチ処理やコマンドラインでの操作に使用されます。対話的なセッションには向いていません。
    • PowerShell: 対話的なセッションにも適しており、コマンドラインでの操作だけでなく、スクリプトの実行、デバッグ、変数の操作などが行えます。
  4. 拡張性とカスタマイズ性:
    • コマンドプロンプト: 拡張性は限定的で、新しいコマンドレットの追加が難しいことがあります。
    • PowerShell: PowerShellは非常に拡張性が高く、独自のコマンドレットやスクリプトモジュールを作成し、カスタマイズすることが容易です。
  5. プラットフォーム:
    • コマンドプロンプト: Windowsのバージョンに関係なく利用できます。
    • PowerShell: PowerShellはWindowsのさまざまなバージョンに組み込まれており、また、LinuxおよびmacOSでも利用できるPowerShell Coreが存在します。
  6. セキュリティ:
    • コマンドプロンプト: コマンドプロンプトは制限のあるセキュリティモデルを使用しており、一部の高度な操作を実行するためには管理者特権が必要です。
    • PowerShell: PowerShellはより高度なセキュリティ制御を提供し、スクリプトの実行ポリシーをカスタマイズできます。

要するに、PowerShellはコマンドプロンプトよりも高度な操作やスクリプトの実行に向いており、Windowsプラットフォーム上でのシステム管理や自動化に優れています。コマンドプロンプトは基本的な操作に使用され、PowerShellはより高度なタスクに対応しています。