クラスの変数を後から書き換えを防ぐため、読み取り専用にする方法

Pythonでは、クラスの変数(属性)を読み取り専用にする方法がいくつかあります。以下はいくつかのアプローチです:

  1. 名前修飾 (Name Mangling): クラスの変数名の前にアンダースコア _ を2回追加することで、名前修飾を使用して変数をプライベートにし、読み取り専用にすることができます。ただし、これは単なる慣例であり、厳密なアクセス制御を提供しないことに注意してください。

    python
    class MyClass: def __init__(self): self.__my_variable = 42 @property def my_variable(self): return self.__my_variable

    外部からは obj.my_variable を読み取ることができますが、obj.my_variable = 10 のように直接変数を書き換えることはできません。

  2. propertyを使用: @property デコレータを使用して、読み取り専用のプロパティを定義できます。これにより、変数の値を取得することはできますが、直接変数を書き換えることはできません。

    python
    class MyClass: def __init__(self): self._my_variable = 42 @property def my_variable(self): return self._my_variable

    この方法は名前修飾を使わずに読み取り専用の属性を実装できます。

  3. 特定のケースにおいて__setattr__をオーバーライド: クラス内で __setattr__ メソッドをオーバーライドして、特定の変数に対して書き換えを許可しないようにすることができます。ただし、これは一般的なアプローチではなく、注意深く使用する必要があります。

    python
    class MyClass: def __init__(self): self.my_variable = 42 def __setattr__(self, name, value): if name == 'my_variable': raise AttributeError("my_variable is read-only") super().__setattr__(name, value)

これらのアプローチを使用することで、クラスの変数を後から書き換えを防ぐことができます。ただし、名前修飾を除いて、Pythonには厳密なアクセス制御がないことに注意してください。