複数のデコレータを使う方法

Pythonなどのプログラミング言語では、複数のデコレータを同一の関数やメソッドに適用することができます。デコレータを複数適用する場合、適用順序が重要になることがあります。以下は、複数のデコレータを使用する方法とその適用順序について説明します。

  1. デコレータの適用順序:
    デコレータは上から下に順番に適用されます。つまり、関数やメソッドに適用するデコレータを指定する順序が、実行順序に影響します。最初に指定したデコレータが最も外側にラップされ、最後に指定したデコレータが最も内側にラップされます。

  2. 複数のデコレータを同じ関数に適用:
    複数のデコレータを同じ関数に適用するには、以下のようにデコレータをスタックするように指定します。デコレータは関数の上に@記号を使って指定され、適用順序は上から下になります。

    python
    @decorator1 @decorator2 @decorator3 def my_function(): # 関数の本体

    上記の例では、decorator3が最も外側にラップされ、decorator1が最も内側にラップされます。

  3. デコレータの適用順序の例:
    適用順序がデコレータの動作に影響を与えることを示す例を以下に示します:

    python
    def decorator1(func): def wrapper(): print("Decorator 1 - Before") func() print("Decorator 1 - After") return wrapper def decorator2(func): def wrapper(): print("Decorator 2 - Before") func() print("Decorator 2 - After") return wrapper @decorator1 @decorator2 def my_function(): print("My Function") my_function()

    この場合、my_functionが呼び出されると、適用順序に従ってデコレータが実行され、出力は以下のようになります:

    mathematica
    Decorator 1 - Before Decorator 2 - Before My Function Decorator 2 - After Decorator 1 - After

上記の例では、decorator1decorator2よりも外側でラップされているため、decorator1の処理が最初に実行され、次にdecorator2の処理が実行されます。したがって、デコレータの適用順序は重要です。