Pythonの関数説明 id()
id() は、Pythonの組み込み関数の1つで、指定されたオブジェクトの一意の識別子(ID)を返すために使用されます。この識別子は、オブジェクトがメモリ内で格納されている場所を表す整数です。異なるオブジェクトは異なるIDを持ち、同じオブジェクトは同じIDを共有します。
id() 関数の基本的な構文は以下の通りです:
python id(object)
- object: 識別子を取得したいオブジェクト。
以下は
id() 関数の例です:
python x = 42 y = x z = 42 # オブジェクトxとyは同じオブジェクトを参照するため、同じIDを持つ print(id(x) == id(y)) # 出力: True # オブジェクトzは別のオブジェクトを参照するため、異なるIDを持つ print(id(x) == id(z)) # 出力: True
この例では、整数オブジェクト
x と
z は同じ値を持っていますが、異なるオブジェクトです。一方、
y は
x と同じオブジェクトを参照しているため、同じIDを持っています。
id() 関数の主な特徴と注意点:
-
一意の識別子:
id() 関数はオブジェクトごとに一意の識別子(ID)を返します。同じオブジェクトは常に同じIDを持ちます。 -
メモリ内の位置: 識別子はオブジェクトがメモリ内でどの位置に格納されているかを示します。これは、オブジェクトの同一性を確認するために使用できます。
-
オブジェクトの同一性:
id() を使用してオブジェクトの同一性を確認することができます。同じIDを持つオブジェクトは同じオブジェクトを参照していることを示します。
id() 関数は通常、オブジェクトの同一性を確認するために使用され、特定のオブジェクトが期待通りに参照されているかどうかを確認するのに役立ちます。ただし、オブジェクトのIDは実装に依存するため、一般的なプログラムの制御フローには直接的には影響を与えません。

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