Pythonの関数説明 repr()
repr() は、Pythonの組み込み関数の1つで、オブジェクトを文字列として表現するために使用されます。
repr() 関数は、与えられたオブジェクトを再現可能な文字列形式で表現し、その文字列を返します。この文字列は通常、Pythonのコード片としてそのオブジェクトを再現できる形式です。
repr() 関数の基本的な構文は以下の通りです:
python repr(object)
- object: 表現したいオブジェクトを指定します。
以下は
repr() 関数の例です:
python number = 42 representation = repr(number) print(representation) # 出力: '42'
この例では、整数
42 を
repr() 関数を使用して文字列
’42’ として表現しています。
repr() 関数の主な特徴と注意点:
-
再現可能な文字列:
repr() 関数はオブジェクトを再現可能な文字列形式で表現します。この文字列を使って同じオブジェクトを再構築できるわけではありませんが、オブジェクトの性質や値を理解するのに役立ちます。 -
repr() と
str(): Pythonには
repr() 関数とは異なる
str() 関数もあります。
str() 関数はオブジェクトの人間にとって分かりやすい文字列表現を返すのに対し、
repr() 関数は再現可能な文字列表現を提供します。一般的に、
repr() の出力はデバッグや開発の目的に適しています。 -
クラスのカスタム実装: クラスを定義する際、
__repr__() メソッドを実装することで、そのクラスのインスタンスに対する
repr() 表現をカスタマイズできます。このメソッドを実装することで、オブジェクトの表示方法を制御できます。
例えば、以下はカスタム
__repr__() メソッドを持つクラスの例です:
python
class MyClass:
def __init__(self, value):
self.value = value
def __repr__(self):
return f'MyClass({self.value})'
obj = MyClass(42)
print(repr(obj)) # 出力: 'MyClass(42)'
repr() 関数はデバッグや開発の際に特に有用であり、オブジェクトの内部状態を理解するのに役立ちます。カスタムクラスで
__repr__() メソッドを実装することで、オブジェクトの適切な
repr() 表現を提供できます。

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