Pythonの関数説明 round()
round() は、Pythonの組み込み関数の1つで、数値を丸めるために使用されます。この関数は、指定された数値を最も近い整数または指定された桁数に丸めます。丸めの方法にはさまざまなオプションがあります。
round() 関数の基本的な構文は以下の通りです:
python round(number, ndigits=None)
- number: 丸める数値を指定します。
- ndigits (省略可能): 丸めたい小数点以下の桁数を指定します。この引数を省略すると、数値は最も近い整数に丸められます。
以下は
round() 関数の例です:
python # 整数の丸め rounded_integer = round(5.6) print(rounded_integer) # 出力: 6 # 小数の丸め (小数点以下2桁に丸め) rounded_float = round(3.14159265359, 2) print(rounded_float) # 出力: 3.14
この例では、整数と小数の丸めの例を示しています。整数の場合、数値は最も近い整数に丸められます。小数の場合、
ndigits 引数を使用して小数点以下の桁数を指定し、指定した桁数に丸められます。
round() 関数の主な特徴と注意点:
-
丸めのルール:
round() 関数は、数値が小数点以下5未満の場合は切り捨て、5以上の場合は切り上げます。中間の場合は最も近い偶数に丸めます。例えば、
round(2.5) は
2 に丸められます。 -
ndigits 引数:
ndigits 引数を指定することで、小数点以下の桁数を制御できます。正の値を指定すると、指定した桁数に丸められます。負の値を指定すると、整数の位を丸めます。 -
浮動小数点数の注意: 浮動小数点数は有限の精度を持つため、
round() 関数による丸め操作に注意が必要です。完全な精度が必要な場合、Decimal型を使用することを検討することがあります。 -
丸めの方向: Python 3では、
round() 関数は「偶数から遠い方向への丸め」(round half to even)の方法に従っています。この方法は統計的に公平であるとされています。
round() 関数は、数値を指定された桁数に丸める際に便利です。金額計算、科学的計算、統計処理など、数値処理の多くの場面で使用されます。ただし、丸め操作に関しては、ビジネスルールや処理の文脈に応じて注意深く設計する必要があります。

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